こんにちは!子宝妊活アドバイザーの山盛です。
今回は、妊活をするうえで寝る時の靴下や腹巻は有効なのか?についてお話していきます。
色んな考え方がありますが、私は基本的に寝る時の靴下や腹巻はおススメしません。
おススメしない理由は2つあります。
おススメしない理由①
「身体の中に熱がこもってしまうから。」
身体の中に熱がこもってしまう状態を「うつ熱」と言います。
身体の中に熱がこもってしまう状態は妊活をしている人にとってマイナスとなります。
寝る時の靴下や腹巻は体温の機能調節を低下させてしまいます!
基礎体温を測っている方はいらっしゃると思いますが、あなたは低温期の体温はどのくらいですか?
排卵を境に低温期から高温期になります。
基本的に勘違いしている方が多いのですが、体温が高ければ妊娠しやすいわけではありません!
高温期の時期にしっかり体温が上がる事は重要ですが、低温期の時期に体温が上がりすぎることは、妊活をするうえでマイナスになります。
例えば、低温期に体温が36.5℃や36.6℃くらいの方は低温期の体温としては少し高すぎる状態です!
低温期の理想の体温は約36.2℃とされています。
低温期の時期に卵胞が育ち女性ホルモン(E2)が作られます。
そして、E2(エストラジオール)を作りだすときに必要な酵素があるのですが、体温が高すぎると酵素がしっかり働くことが出来ず、そのせいで、E2の働きが低下してしまいます。
E2は妊娠する為には絶対にしっかり働いてくれないとダメなホルモンですが、しっかりとしたE2が作り出しにくい点がまず1つああげらあれます。
おススメしない理由②
「自分の身体で熱を作ることをさぼるから。」
靴下や腹巻は温めているわけではなく保温しているだけなんです。熱を作り出すことはできていません。
妊活で大事なことは温めることではなく、熱を作り出す身体を作ることです!
身体は冷えを感じるから温めようと熱を作り出します。
靴下や腹巻で下手に保温してしまうと、身体は冷えを感じなくなり、自分から熱を作り出すことをさぼってしまいます。
靴下や腹巻は「うつ熱」や「熱を作り出すことをさぼる」為おススメしていません。
ただ、夜寝る時に足先がキンキンに冷えてなかなか眠れないなどのケースもあると思います。
そのような方は、上手く靴下や腹巻を使ってもらえたらと思います。
眠りの質が低下する事も妊活するうえでマイナスになりますので、靴下や腹巻を使っていただくことは問題ないかなと思います。
ただ、あわせて自分の身体で熱を作る事を行わないと、保温するだけでは体質は改善されません。
うまく妊娠しやすい身体を作るためには、運動したり、お灸をしたり、何か熱を作り出すことも行ってみてください。
10月12日(土)まで
先着10名様限定割引
↓
残り1名様