こんにちは!子宝妊活アドバイザーの山盛です。
今回は妊活をしているのにSEXの回数が少なすぎませんか?というテーマでお話していきます。
妊活をしている方は、タイミング療法・人工授精・体外受精など状況はその方によって様々だと思います。
妊活を頑張っているにも関わらずSEXの回数が少ないという方が非常に多いです。
初診の時に、問診票に「月に何回夫婦生活がありますか?」と質問をしますが、「2~3回」と答えるご夫婦がとても多いです。
【タイミングの取り方】のテーマの時にお話しましたが、排卵日だけタイミングをとっても上手く妊娠できるものではありません。
「回数が重要です」とお話しましたが、これはタイミングをとっている方だけではなく、人工授精・体外受精・顕微授精をされている方も同じです。
妊活を頑張っているのに夫婦生活が減ってしまうということは、決して良い事ではないですよね。
タイミング療法をされている方は、タイミングをとる為に排卵日付近で数回タイミングをとるので1カ月に3~4回という方が多いです。
人工授精の方は、人工授精の前後で2回位の方が非常に多いです。
体外受精・顕微授精の方は、病院だけの治療になってしまい夫婦生活が全くない方も多くなります。
妊活をして子供を授かりたいと思っているのならばこういう状態ではプラスに働きません。
妊活をしていると、このタイミングで夫婦生活をするとうまくいく、この時期は妊娠できない、という感じになってきます。
しかしそうではなく、周期に関係なく定期的に夫婦生活をすることで妊活も上手くいくし、妊娠しやすくプラスに働きます。
SEXを定期的に行うということは、子宮内の環境を整えることに非常に関係しています。
SEXをするということは射精をするしないに関係なく行為をとることで子宮内の血流を促すことになります。
血流を良くすることで子宮内の筋肉「平滑筋」が柔軟に動き柔らかくなります。
血流と筋肉の状態が良くなると着床がうまくいく要素にもなります。
これは、タイミングをとっている方だけの話ではなく人工授精・体外受精・顕微授精されている方も同じことです。
移植の当日にタイミングをとる。人工授精の前日にタイミングをとる。
ということでプラスになるのではなく、定期的におこなうことで子宮内の環境を整えることが非常に重要なことにもなります。
よくこんなお話をします。
マラソン大会があって、大会前日に不安になり明日の為に身体を動かしておこうと思ってランニングをしたところで効果的ではありません。
妊活も同じです!
体外受精や人工授精の前日にタイミングをとったからといっても全く効果的ではなく、定期的にしてください。
大きな大会があったとしたら、そこに向けて定期的に練習することによって本番うまくいくことにつながります。
体外受精は特にそうです。そこに向けて身体を整えていってあげるということが非常に重要です。
タイミング療法から人工授精・体外受精にステップアップされたご夫婦はタイミングをとっている時に比べてSEXの回数が少なくなっている傾向にあります。
やはりこの回数が減るということはうまく妊娠して子供を授かるということを考えた時にプラスになりません。
ご夫婦で子供を授かるために努力されているのであればお互いの努力が必要になってきます。
今、人工授精や体外受精をされている方は色々な理由があってステップアップされた方もいらっしゃると思います。
例えば機能的な問題があってうまく夫婦生活がとれずステップアップされた方もいらっしゃるかと思います。
そういった方は特に勘違いはしないでください!!
上手く妊娠する為にSEXの回数を増やすのはプラスになるとお話しましたが、
決して夫婦生活がとれないから妊娠率が下がるということではありません!!
タイミング療法をされている方も人工授精や体外受精にステップアップされた方も、
夫婦生活の回数が増える、増やすということは妊娠する為に重要なプラス要素になってきますので、是非頑張って頂きたいと思います。
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