恥骨の痛みに悩んでいませんか?

妊娠中から産後に恥骨に痛みが出るママさんは少なくないです。

今回は恥骨の痛みにスポットを当ててお話していきます。

産後の骨盤は緩んでいる!!

出産前の女性の骨盤は骨盤の動きを出すためにリラキシンというホルモンが分泌されます。

このホルモンは骨盤を安定させている靭帯などを緩め骨盤の動きを出す働きをします。

これにより出産の際にスムーズに骨盤が動くようになります。

出産後もこのホルモンの影響を受けていますので緩くなっている状態が続いています。

産後骨盤が不安定に感じるのもこの影響です。

出産時に骨盤がひらく!?

一般的に骨盤がひらくといわれていますが、どのくらいひらくのでしょうか?

諸説ありますが1㎝程度だといわれています。

皆さんが想像しているより開いてはいないイメージですが恥骨は基本的にほとんど動きのない部位です。

そんな場所が1㎝動くわけですから大きな変化といえます。

痛みを出すリスクとしては十分な原因となりえます!

恥骨につく主な筋肉!

腹直筋:肋骨、胸骨から恥骨に付く筋肉
恥骨筋:大腿骨から恥骨に付く筋肉
長内転筋:大腿骨から恥骨に付く筋肉
短内転筋:大腿骨から恥骨に付く筋肉

4種類の筋肉が恥骨部には付着しており緩んだ恥骨に影響を与えます。

痛みの原因!

骨盤の不安定性からくる歪みやねじれ

骨盤を支える靭帯はホルモンによって緩んでいるために日常生活を送っているだけでも骨盤の歪みが出る場合も

ねじれ、骨盤の開きは恥骨結合部にストレスを与えるため痛みの原因になります。

筋肉の刺激によるもの

無理な運動筋力の衰えで恥骨を刺激している場合もあります!

急に筋肉を動かすと筋付着部に負担となることもあります。

また、立ちっぱなしや座りっぱなしなどで同じ姿勢が続くことも筋肉がストレスで硬くなるので十分注意しましょう。

日常の癖

足を組む、正座崩れ、寝相で片足を開いてしまうなど日常の中での非対称の動きにより

骨盤の歪みが加速することもあります。

対処として!

痛みが大きい場合は運動やストレッチなどはせず骨盤ベルトなどで骨盤を安定させて安静にしてください

痛みが落ち着いたら運動を再開しましょう

自分に合った運動をしてください! 無理は禁物です!

日常生活の中では気づいたときに癖を直すようにしましょう

意識1つで改善されていくことも多々あります。

まとめ

骨盤はリラキシンというホルモンによって緩んでいる状態

1㎝でも恥骨結合にとっては大きな変化

無理な運動やストレッチにより筋肉を介して恥骨部を刺激していることもある

日常での非対称な動き、癖は気づいたら直そう

安静も大切です、骨盤ベルトなどで安定させましょう。

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