こんにちは!子宝妊活アドバイザーの山盛です。

今回は胚移植の後の過ごし方についてお話していきたいと思います。

移植する時に胚移植というのは大きく分けて2種類あって、

1つは「初期胚」というものを移植するもの。もう1つは「胚盤胞」という状態を移植するもの。

初期胚の場合は、卵がまだ成長段階、分割の途中のものを初期胚というのですが、それを移植した場合、移植から大体3,4日の間に、子宮内膜の中に潜りこんで着床という状態になります。

一方、胚盤胞の状態の卵はしっかり成長して分割した状態、あとは着床するという状態まで成長した卵を胚移植する場合は、移植をされた後24時間くらいの間に着床する状態になります。

胚を移植して子宮内膜に着床するとはどういうことかというと、卵が子宮内膜に潜り込んで、細胞を一つにする、血管を繋げてそこで成長・維持していく状態をつくるのですが、

その為には子宮内膜の状態、子宮内膜は平滑筋という筋肉でできていますので、移植前・移植直前には子宮を温める事をして下さいとお話したことがありますが、そういう状態を作って頂き、胚を移植しました。

その後の過ごし方ですよね。その後どのような過ごし方をするかもすごく大事な要素になります。

まず気を付けていただきたいポイント!

(その1) 自転車に乗る事は少し気を付けて!出来るだけ避けてください。

移植の時に病院の最寄り駅まで自転車で行く方多いと思います。

ただ、移植直後、病院から帰ってきたとき、ちょうどその時期というのは移植されてから着床に向かっている時期になります。この時期に子宮の収縮というのは避ける必要があります。

この自転車に乗るという行為というのは、上下の振動があり、子宮の収縮を促すような動きになってきますので、移植直後は自転車というのは避けた方がよいと思います。

電車や車は全然問題ないと思うのですが、自転車での上下動や振動というのは、子宮に対しては優しくないので気を付けていただきたいです。

(その2) 激しい運動は避けましょう。

移植直後の運動というのは基本的に避けた方が良いのですが、特に移植してから3,4日間の時期は、できるだけ安静にして頂くことも大事です。

(その3) 食事を少し気を付けてください!

特に生ものなどは移植された後は気を付ける方も多いと思うのですがそれ以外にも、胃や腸に負担のかかる食事は避ける必要があります。

胃や腸に負担がかかりお腹をくだすような状態になってしまうと、子宮の収縮に関係してきます。

胃や腸というのは子宮と同じ神経が働いているので、下痢になると活発に収縮、運動してしまいます。

そうすると、つられて子宮も同じように収縮してしまいます。

やはり胃や腸に負担のかかる食事には気を付けていただきたいです。

特に辛いものなどはこういう時期は避けてもらうと良いと思います。

(その4) 安静にする、リラックスすること。

移植後というのはやはり、この後の結果がすごく不安な時期だと思います。

どうしても調べたい気持ちも分かりますが、色んな調べものをしてスッキリする事はないと思います。

いかにリラックスしてメンタルや自律神経などもあまり興奮させないようにしてあげた方が、身体の状態も整います。

メンタル的にしっかりしている時は、やはり身体の状態も良くなってきますので、いかに安静にリラックスした状態を作ってあげるかが、

子宮に対して優しい状態になりますので、そのあたりも意識してみるのも大事だと思います。

あとは、妊娠する為に気を付けてきたこと、食事や血液の流れを良くすることなど、そういったことは是非続けてやってもらうと良いと思います!

ただし、運動は先程お話したように子宮の収縮に繋がりますので、この時期は少しゆっくりすると良いと思います。

移植後というのはやはり身体も心もリラックスした状態をいかに保てるかが大事なポイントですので、ご主人にも協力してもらってそういう環境をつくってもらいましょう。

家事もご主人に頑張って頂いて、できるだけ身体に負担をかけないことも大事になってきます。

こういうポイントをいくつか気を付けていただいて、移植された後、判定日まで1週間から10日程あると思いますが、その日を迎えていただいたら良いと思います!

 

10月12日(土)まで

先着10名様限定割引

残り1
名様