こんにちは!子宝妊活アドバイザーの山盛です。

今回はホルモンバランスの乱れについてお話します。

妊活している時、気になるホルモン色々あると思います。

卵胞ホルモン、黄体ホルモン、色々あってやはり正しく分泌している状態は妊娠しやすくなります。

ホルモン分泌が少なかったり過剰だったりすると、妊娠を目指したときに妊娠しにくい身体の状態と言えますので、
その中でも今回はFsh(卵胞刺激ホルモン)この数値が高い方高Fshの方からご相談がありましたのでお話していきたいと思います。

Fshとは卵胞刺激ホルモンになります。卵を刺激して大きくする働きを持ちます。

この数値が少し高い方、妊活される方はよくご存じかと思うのですが、
生理が始ってから3日目くらいに病院で採血をして、色んなホルモンの値を調べて行くのですが、その中の1つの項目にFshがあります。

大体3日目くらいの時に採血した時、値が10以下ですと今の卵巣の状態に問題なしということになります。

この数値が10以上、30~40などの値の方は少し妊娠しにくい状態ということになります。

Fsh脳の下垂体から分泌されるホルモンになります。どこに働きかけるかというと、卵巣の卵胞に対して刺激を加えます。卵を成長させるためのホルモンになります。

しっかり成長させるためのホルモンなのですが、Fshがどれくらい分泌しているかが問題になってきて、

通常生理3日目は10以下の値になりますが、卵巣の中の卵胞の成長が未熟なときにはFshの分泌が過剰になってしまいます。

Fshが10以下だと、もっと卵を成長させないとと、卵の成長のためにFsh分泌量が増え、30~40と分泌量が多くなってしまいます。

なので、卵巣の中で卵胞がしっかり成長してくれるとエストロゲンという卵胞ホルモンが分泌させてくれる。
=卵がしっかり成長できているという指令が脳にいきます。

脳はこれを受け取るとそんなに刺激しなくても大丈夫ということで、ホルモンの分泌をたくさんすることなく10以下に抑えられるということなんです。

この数値が30~40くらいの方、やはり卵巣の中で卵が育っていないから、もっと大きく成長させて育てたいとどんどん分泌量が増えているという状態なんです。

それはなぜ、高Fshの方は妊娠しにくいのか?というとやはり卵の成長度合いに関係してきます。

成長がなかなかうまくいっていないから、Fsh、卵を育てるための刺激がたくさん分泌している状態になります。

なので、卵の成長が良くないんです。こういう卵というのは妊娠しにくい質の良くない卵と考えられますし、
もしこれが、20~24ミリくらい排卵するくらい大きくなったとしても時間がかかって排卵することが多くなってきます。

ということは、通常低刺激のものなのに、それを超える強いホルモン刺激を浴び続けて、かつ長い間かかってやっとできた卵になりますので、すごく疲れた状態の卵と言えます。

やはりストレスを感じ続けた卵というのは質的にあまり良くないと考えます。

この2つの点から、やはりFshが高いというところで言うと「妊娠しにくい状態の身体」と考えられます。

それでは、高Fshをどのように改善していけば良いのか?

これは結局は、卵を成長させてあげればおのずとFshの数値は下がってきます。

しっかり卵胞が育ってくるとエストロゲンが分泌してくれる、それによって脳は卵が大きくなっている刺激を受け取って、Fshの分泌を少なくしてくれる。

こういうサイクルを作ってあげるとやはり良い状態の卵が作れるようになってきます。

卵を育てる為にはどうしたら良いのか?

今までもお話しているように、良い材料を集めて、良いホルモンの刺激をしっかり血液によって運ぶ!これが1番になってきます。

卵が中々成長しない、そのためにFshが高いという方は、ビタミンDを摂取する事をおすすめします!

なぜビタミンDが必要なのかというと、Fshが卵胞に刺激をしてというところなんですけれど、卵胞がちゃんと受け取れているかというのがすごく重要なんです!

受け取る為のレセプターを作り出すときにビタミンDという栄養素が関係していると研究で分かっています。

なので、この卵胞が、しっかりレセプター出来ていないとしたらFshがいくら刺激してもスルーしちゃう状態になると、

卵の成長にも良くないので、受け取る側を作り出すためにこのビタミンDを摂取してあげて卵の成長を良くしてあげることも重要だと思います。

年齢が高くなるとやはり、卵の成長に時間がかかるようになってきてFshが高くなる傾向があります。

このFshが高いというところが問題ではなくて、
卵が育っていかない=Fshが高くなる
ということをしっかり分かったうえで、ではどういうことをしたら良いのか?

①血流を改善してあげる

②栄養素を摂って良い材料を揃える

こういったことをしっかり改善していくとFshというのは卵が育ってくれるとエストロゲンが反応して下がってきてくれるようになりますので
あまり心配するのではなくどういう状態なのか、妊娠しやすい卵の質を良くすることを考えていただくとその辺のお悩みも改善できると思いますので、
是非ご自身でできるセルフケアもたくさんご紹介しておりますので、頑張って妊活して頂けたらと思います!

 

10月12日(土)まで

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